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一年振り返り

久々のブログ更新です。久々すぎる。
 慌ただしい一年でした。
 一年の半分くらいは勉強に持って行かれているんじゃないか、というひっどい生活でしたが、今年は本当に、いろいろな創作に関わらせて頂けて。ありがたいことだと思います。
 白孔雀然り、御伽噺症候群アンソロ然り、合同誌然り。
 年明けから初夏にかけては、創作との関わり方を考えさせられました。
 創作を続ける人たちの中で、嫉妬や劣等感に居た堪れなくなり、少し離れたこともあります。時間はあるけど、同じように使えるわけじゃない。息苦しくて、他者の評価を気にせずにおれない自分がとても嫌で、辛い時期でした。
 でも離れている間、書かなかったかというとそうではなく、むしろたった一つの作品にしがみついて、何が何でもこれだけは、と書き直し、足掻いていました。
 結局、その短編小説は未完のままですが、あの一つと闘い続けたあとようやく、自分の表現したいこと、世界と、文章が繋がるようになって。そこは、この一年の中で最も大きな収穫だったと思っています。来年にでも書き上げて某様にぶん投げたいですね。
 夏の「白孔雀」は三年前の旅行で得た着想をもとに書き上げた短編でしたが、割と自分のイメージがそのまま文章に反映させられたなあと思っています。原案は雨降る白い光の庭に佇む女の子だったので、実は今の作品の雰囲気は、好きだけれど微妙にそぐわない(と感じていたり)。いつか彼女の方の話も書き上げたい。そしたら、きっと対のようになる気がする。
 御伽噺症候群は、本当に、偶然の縁と言うか絶妙なタイミングで関わらせて頂けたな、と。テストに追われて七千字を一日で書き足してまとめたときは死ぬかと思いましたが、合同誌がその上をゆきました。何にせよ、素敵な御伽噺の海に飛びこむことができて、本当に良かったです。主催の青柳朔さま、ありがとうございました。
 で、合同誌です。
 1月ティアにて、梶つかささま(移り気つばくらめ)と「ハレバッグノスの時計職人」という合同誌を出すことになりました(告知ページ)。私は当日参加できませんが、表紙と前日譚を担当させて頂いています。
 まさか一緒に本を、しかも自分のTwitterの呟きが元ネタを小説で、ということだったので、メールを頂いたときは嘘だ嘘だと机を叩きながら大爆笑していました。嘘じゃなかったです、良かったです。嬉しくてたまりませんでした。
 年明けの試験の都合もあって、気が急いては文章が崩れ、焦っては何も手に付かなくなり、自由落下した豆腐よりなお酷いメンタルで随分弱音も吐きましたが、梶さんの励ましのおかげで無事、初稿を上げられました。しかもクリスマス。しかも実況しながら。しかも二人同時揃って。いえーい。これって、なかなか無いことなんじゃないかと今振り返っても思います。ちなみに私は一日一万字×三日間で全力疾走していました。正直頭おかしくなってたなと思います。
 本編、大変素晴らしいです。こちら担当の前日譚も、この一年の集大成だと思って書いていました。1月31日COMITIA、どうぞよろしくお願いします。

 長くなりましたが、本当に充実した一年で、楽しかったです。悲しかったり、辛かったり、いろいろあったけど、それでも。
 年明けは試験が重なりますが、無事進級できるように頑張ります。
 それではみなさま、よいお年を。
 どうか来たる翌年が、より良きものでありますよう。


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